センサーモジュールの外観
(出所:スカイディスク)
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通信モジュールの外観
(出所:スカイディスク)
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 ベンチャー企業のスカイディスク(福岡市、橋本司社長)は2016年11月2日、IoT(インターネット・オブ・シングズ)サービスを開発する検証用システムの販売を始めた。IoTに適した省電力・広域の通信方式である「LoRaWAN」を採用。LoRaWANの通信機器、各種のセンサー、データ分析サービスなどを一式で提供する。

 システムの名称は「LoRa PoC スターターキット」。主な販売対象はIoTサービスの開発を検討する企業や個人で、まずは技術検証用途として販売する。スカイディスクは同日、この製品を使ってIoTサービスの実証実験をする企業の募集も始めた。

 LoRaWANは920MHz帯の無線技術で、「LPWA」と呼ぶIoT向けの省電力・長距離伝送が特徴の通信方式の一つだ。乾電池で1~3年程度使える省電力性と数キロメートルまでカバーできる長距離通信を可能にする。

 同社の検証用システムは、センサー機器、通信機器、収集したデータを分析するためのクラウドサービス、分析結果を一覧するためのダッシュボードソフトから成る。これらを使ったIoTサービスの開発を支援するコンサルティングサービスも併せて提供する。

 利用者は温度、加速度、GPS(全地球測位システム)などの14種類から三つを選んで搭載できる。価格は30万円から、提供期間は2週間。