東芝は2016年11月2日、据置型OCRの最上位モデル「OCR2000i モデル12000」を同日から販売開始したと発表した。国内最高速クラスの読み取り速度で、大量かつ多種多様な帳票の読み取りの仕分けが可能。最小構成価格は2685万円から(税別)。

OCR2000i モデル12000
(出所:東芝)
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 銀行の税公金収納代行業務や流通業の注文書受付業務など、さまざまな業務で大量の帳票を読み取ってデータ化する「データエントリ」向けの設置型OCR。帳票仕分けに有効な特殊インクナンバリング・読取機能、文書ファイリングに必要な両面読取機能の同時搭載を可能にしたことで、1台でさまざまな業務に活用できる。

 高速CCDイメージセンサーや高速画像処理回路の採用により、毎分330枚の読み取り速度(A4横・手書き数字30字×10行)を達成した。搬送性能を強化し、さまざまな紙質・紙厚・サイズに対応。異なる種類やサイズの帳票を一括読み取りできる。また、8ポケットを垂直配置した省スペースソーターによって大規模な仕分けが可能。

 1500枚の大容量ホッパーに加えて、読み取りを中断せず帳票を追加できる「帳票継ぎ足し機構」を搭載し、連続稼働が可能。超音波センサーを3個並列に配置し、帳票のサイズが異なり左端が揃わない場合でも高精度で2枚送りを検知できる。LED光源や新素材の給紙ベルトなど消耗品の長寿命化によりメンテナンス性も向上した。

 本体寸法は幅1925×奥行き740×高さ1325mm、重さは約420kg。2017年度には、手形読取機能をリリースする予定。

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