日本マイクロソフトは2016年11月1日、企業向け技術イベント「Microsoft Tech Summit」を都内で開催した。基調講演では平野拓也社長が立体映像用ヘッドマウントディスプレイ「HoloLens」を、国内の開発者と法人向けに提供すると発表。2016年内に予約受付を開始する。提供開始日や価格などの詳細は近日中に公表する。

HoloLensの日本提供決定に「待ちに待った瞬間で興奮している」と語った日本マイクロソフトの平野拓也社長
[画像のクリックで拡大表示]

 基調講演の冒頭では、同社執行役員デベロッパーエバンジェリズム統括本部長を務める伊藤かつら氏が登壇。クラウドサービスの活用が進む中で、「クラウドであってもセキュリティを担保しつつ、生産性の向上を実現する」(伊藤氏)と語った。国際的なセキュリティプロフェッショナル認定資格である「CISSP」の資格取得者を、2017年には日本マイクロソフトで「100人規模に増やす」とした。

日本マイクロソフトで執行役員デベロッパーエバンジェリズム統括本部長を務める伊藤かつら氏
[画像のクリックで拡大表示]

 同社執行役員で最高技術責任者の榊原彰氏は「AI(人工知能)の民主化」を掲げ、「AIの力を誰でも安価に利用できるようにしていく」と話した。同時にAIの進化によって仕事が人から奪われるのではという懸念に対しては、「人々の福祉に反しないことが大前提である」と訴えた。

日本マイクロソフト執行役員で最高技術責任者の榊原彰氏
[画像のクリックで拡大表示]