CCJグループのケーブルテレビ事業者であるシー・ティー・ワイ(CTY、本社:三重県四日市市)とケーブルネット鈴鹿(CNS、本社:三重県鈴鹿市)は2016年10月28日、NTTドコモと「ドコモ光」の協業に向けた合意書を同日に締結したと発表した。

 この合意書に基づき、CTYおよびCNSは、ドコモが2016年12月からの提供を予定しているISP料金一体型の新プラン「ドコモ光 タイプC」向けに卸FTTH(光回線の卸サービス)とISPサービスを提供する予定(図1)。

図1●協業モデルの概要(CCJの発表資料から)
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 これにより例えば、既にCTYとCNSの光インターネットサービスを利用するユーザーは、工事や設定の変更不要で、かつ利用中の機器を変更することなく、NTTドコモの携帯電話とセットで「ドコモ光パック」を利用できるようになる。

 NTTドコモも同日、ドコモ光に提携するケーブルテレビ事業者の卸FTTHサービスとインターネット接続サービスをセットで利用できる「ドコモ光 タイプC」を2016年12月に新設することと、提携する最初のケーブルテレビ事業者として、CTYおよびCNSと「ドコモ光」の協業に関する合意書を締結したと発表した。

 ドコモ光 タイプCは、卸FTTHサービス提供事業者がNTT東西ではなく、提携ケーブルテレビ事業者となる。ISPも提携ケーブルテレビ事業者となる。タイプCに転用する利用者は、ケーブルテレビ事業者の放送サービスの契約を変更することなく転用できるため、引き続きケーブルテレビの放送サービスを利用できる。タイプCの料金体系は、タイプAと同額(ISP料金と一体型、戸建てが月額5200円、集合住宅が月額4000円)を予定している。

 今後、NTTドコモは今回提供する「ドコモ光 タイプC」の他にも、ケーブルテレビ事業者との協業モデルとして、「ドコモ光 タイプA/タイプB」の利用者に対してケーブルテレビ事業者の放送サービスの取次や、「ドコモ光 タイプA/タイプB」の提携ISPへのケーブルテレビ事業者の追加を検討していく。

 「ドコモ光 タイプA/タイプB」における協業では、NTT東西が提供するVCAST映像配信を利用したケーブルテレビ事業者の放送サービスを、タイプA/タイプBユーザーが利用できるようになる(図2)。2017年春の開始を予定する。

図2●VCASTを利用したケーブルテレビ事業者の放送サービスに関する検討イメージ(NTTドコモの発表資料から)
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