ウエスタンデジタルジャパンは2016年10月24日、都内で記者会見を開き、米ウエスタンデジタルのコンシューマー向けSSDの新製品「WD Blue SSD」と「WD Green SSD」を日本国内で発売すると発表した。新製品はWDブランドとして初のコンシューマー向けSSD製品となる。WD Blue SSDは2016年10月下旬から、WD Green SSDは2016年11月下旬から発売する予定。価格はオープンプライス。

ウエスタンデジタルジャパンでチャネルマーケティングシニアマネージャーを務める安田伸幸氏(左)と米ウエスタンデジタルでデバイスグループマーケティングコミュニケーションディレクターを務めるローリー・イワミ氏
(撮影:大類 大吾、以下同)
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主力モデルのWD Blueと低価格モデルのWD Green

 「ウエスタンデジタルにおけるWDブランドはコンシューマー向けのラインアップで、これまではHDDを販売していた。当社のHDDは市場で51%のシェアがあり、なかでもWDブランドは35%を占めている。WDブランドのSSDを初めて市場に投入するに当たり、大きな期待を寄せている」。ウエスタンデジタルジャパンの安田伸幸チャネルマーケティングシニアマネージャーは新製品への期待をこう話した。

 主力モデルと位置付けるWD Blue SSDは1TBと500GB、250GBをラインアップする。フォームファクターは、それぞれ2.5インチ/7mmとM.2 2280の2種類を用意。インタフェースはシリアルATA 6Gbs。シーケンシャルリードは最大で545MBs、シーケンシャルライトは最大525MBs。

性能と耐久性に優れたヘビーユーザー向けのWD Blue SSD
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 低価格モデルのWD Green SSDは240GBと120GBをラインアップ。フォームファクターやインタフェースはWD Blueシリーズと共通という。シーケンシャルリードは最大で540MBs、シーケンシャルライトは最大435MBs。

日常的な利用に向いているWD Green SSD
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日本市場では高性能のWD Blue SSDにフォーカス

 今回の発表に合わせて来日した、米ウエスタンデジタルでデバイスグループマーケティングコミュニケーションディレクターを務めるローリー・イワミ氏は「WD Blue SSDは性能と耐久性に優れており、自作PCユーザー、高解像度のゲームで遊ぶユーザー、動画を編集するヘビーアプリケーションを利用するコンテンツクリエーターといったヘビーユーザーをターゲットとしている」と説明。一方のWD Green SSDについては「ライトユーザーをターゲットとしているが、オフィスや家庭で使うには十分な性能」と話し、両製品の違いを明確にした。

 安田氏は「グローバルに市場を見たとき、日本はSSDが浸透している」と日本市場参入の背景を説明。「SSDの特性を理解している市場であり、日本ではWD Blue SSDをフォーカスしていきたい」と日本市場での戦略を明らかにした。