「展示会場のすべてのWi-Fi接続から、必要なものだけ通し、それ以外は強制遮断します」。2016年10月19日から21日まで開催中の「ITpro EXPO 2016」で、レンジャーシステムズがブース展示している新製品「AIRTMS」のデモである。管理画面を見ると会場内には700を超えるWi-Fi接続があることが分かる。

ITpro EXPO会場のWi-Fi接続をすべて表示したところ700前後もあった。そのほとんどが「不正」とみなされ遮断されている
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 11月1日から提供を開始するAIRTMSは、Wi-Fi接続のセキュリティを高めるシステム製品で、現場に設置するセンサー装置と、クラウド上のマネージャーからなる。センサーを中心に半径25メートル以内のWi-Fi接続を検知できる。

 事前に設定した条件に従って「不正なWi-Fi接続」を判断、アクセスポイントとデバイス双方のmacアドレスを偽装する「だましのテクニック」によって、強制的に遮断する。管理ツールで遮断したいWi-Fi接続を選んで遮断する、という使い方もできる。

AIRTMSのシステム構成。白い装置がセンサー。黒い装置は管理ツール(アプライアンス型)で、目安として30台超のセンサーを集中管理する際に使う
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 基本的にレンタルで提供する。最小構成(センサー1台にクラウド型の管理ツール)で月額約2万円という。30台を超えるセンサーの管理には、アプライアンス型の管理ツールを提案する。