コムスクエアは、2016年10月19日から21日にかけて東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2016」で、エージェントレス方式でサーバーやネットワーク、仮想環境を統合監視できるソフト・クラウドサービス「パトロールクラリス」を展示している。

パトロールクラリス for IoTを展示するコムスクエアのブース
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 同社の展示ブースの目玉になっているのが、2016年8月に提供を開始した「パトロールクラリス for IoT」。パトロールクラリス専用のIoT監視モジュールである。これをパトロールクラリスに組み込むことで、機器の制御をつかさどるPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラー)やセンサーなどを監視対象に加えることができる。

 「IoTへの関心は高まってきているものの、注目されているのは、活用の仕方ばかり。セキュリティの確保や稼働状況の監視についてフォーカスが当たっていないようだ。当社のブースでは、IoT監視モジュールとともに、その重要性を訴求していきたい」と、コムスクエアの田嶋規明ネットワークソリューション事業部事業部長セールスチームリーダーは説明する。

 IoT監視モジュールの特徴は、監視対象となるPLCやセンサー、IoTデバイスで異なるプロトコルなどを吸収して、パトロールクラリスで統合監視できるようにしていること。「ソフトは自社で開発する体制を整えている。フットワークの軽さで、様々なデバイスに素早く順応できる」と、田嶋事業部長は強調する。

 今後について、田嶋事業部長は、「工場内でIoTを適用しようとすると10年以上にわたって稼働している機器が対象になり、どう接続して運用管理をしていくかが課題になる。しかし、現状ではその課題が表立ってはいないようだ。そこでPLCメーカーといったパートナー企業とともに、その課題とその解決を顧客企業に向けて提案していきたい」と、意気込みを語る。