富士フイルムは系列の富士ゼロックスなどと共同で、東京ビッグサイトで2016年10月19日から21日まで開催している「ITpro EXPO 2016」で、文書の電子化サービスやLTO Ultrium方式のテープドライブなどを展示している。日本では依然として企業内に紙の文書が多数残っているとして、それらを電子化して活用し、使わなくなったデータは低コストで長期間保存するという一連の体系を提案している。

ITpro EXPO 2016の富士フイルムの展示ブース。富士ゼロックスなどのグループ会社と共同で出展している
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 電子化では、契約書や図面など重要書類をスキャンし、さらに分類してインデックスを付ける富士ゼロックスのサービスを紹介。文書以外にも、写真や書籍、テープ、MOなどを必要に応じて修復し、現在のIT環境で読み書きできる形式に変換する富士フイルムのサービスを紹介している。データ活用では、大容量データの送受信サービスなどを展示している。

LTO Ultrium方式のテープを展示している
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 データの保管では、LTO Ultriumのドライブとテープを展示。容量6TBのテープは実勢価格2万円前後といい「ランダムアクセスはできないものの容量当たり単価は他の媒体より低い。LTOは今後も長期間にわたりサポートするので、保存が義務づけられている法定文書を10年以上保存するといった用途に適している」(説明員)としている。