IoT(インターネット・オブ・シングズ)関連試験の「IoT検定」を実施する任意団体のIoT検定制度委員会は、東京ビッグサイトで2016年10月19日から21日まで開催されている「ITpro EXPO 2016」で、IoT検定の模擬問題(10問)に挑戦できる体験コーナーを出展した。IoT検定の事務局長を務める近森満氏は「約500人が受験し、盛況だ。平均は55点くらい」と話す。

IoT検定制度委員会の出展ブース
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 同委員会はIoT検定を2016年6月に開始。検定の目的はIoTに関わるエンジニアやマーケティング、サービス担当の人材育成や評価の尺度とすること。IoTのニーズは国内外で高まっており、それに伴って、技術者が“正しい”IoTの知識やスキルを持っているかを評価する需要も高まっているという。

 近森氏は「同様の試験は世界でも珍しく、当会の検定が世界初の試みだろう」と話す。現在、東京と大阪の2カ所で実施しているが、2016年12月からは全国150会場に広げる。さらに2017年初頭から、台湾やベトナムなどでも開催するという。

模擬問題は10問という
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 IoT検定は1時間で4択の問題を70問解く。出題テーマは8分野で、具体的には「戦略とマネジメント」「産業システムと標準化」「法律」「ネットワーク」「IoTデバイス」「IoTプラットフォーム」「データ分析」「セキュリティ」である。正答率によって受験者を、IoTのある程度の知識を持つ「コーディネーター」から、IoT開発に関わる「エンジニア」「アーキテクト」の3段階に振り分ける。