ブロックチェーン技術開発のテックビューロ(大阪市)は、 2016年10月19日から21日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITPro EXPO 2016」展示会場の「Fintechパビリオン」内で、汎用の「プライベート・ブロックチェーン」構築プラットフォーム「mijin」をパネルとビデオで解説した。

「Fintechパビリオン」内にあるテックビューロのブース。日替わりで他社も出展する予定
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 ブロックチェーンは分散型ネットワーク・データベース技術の一つで、ビットコインの基盤技術として有名。データのバックアップが不要でネットワーク障害に強く、不正窃取や改ざんにも強いといった特性があり、ビットコイン以外にさまざまな業務分野への応用も考えられている。

「mijin」の説明パネル
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 テックビューロの「mijin」はすでに200社以上の顧客企業が採用し、ブロックチェーンを組み込んだ情報システムの実証実験を進めているという(関連記事:国内発ブロックチェーン「mijin」「Orb」の特徴を知る)。住信SBIネット銀行などの金融機関や、ポイント・決済系サービスでの利用が多いが、それ以外の業務システムへの応用も進んでいるという。

 テックビューロの説明担当者は「mijinはセキュリティを重視して不特定多数の相手とやり取りする仕組み全般に応用できる。金融・決済分野以外で応用する取り組みも広がっている」と話す。例えば、契約書のやり取りを電子化する際にmijinを活用し、履歴を確実に残した上で改ざんを防ぐ用途を想定した実証実験に取り組む企業もいるという。

 テックビューロはブースを複数社で共同出展しており、20日以降は生体認証決済サービスのLiquid(東京・千代田)などもブースで説明する予定である。