2016年10月19日から21日まで東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2016」のソラコム(東京都世田谷区)の講演にKDDIがゲストとして登壇。ソラコムと共同開発した「IoTコネクト Air」について解説した。同サービスはIoT(インターネット・オブ・シングズ)用途に特化したLTE方式の通信サービスで、19日に発表したばかり。数万といった大規模な回線を遠隔から一括管理・制御しやすいのが特徴だ。

KDDIとソラコムが共同開発した「IoTコネクト Air」の提供開始を発表する、ソラコムの玉川憲社長
(撮影:新関 雅士、以下同じ)
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 ソラコムの玉川憲社長の講演に登壇したのは、KDDI ソリューション事業本部 ビジネスIoT推進本部 ビジネスIoT企画部の原田圭悟部長。IoTコネクト Airの詳細を説明した。KDDIは従来もIoT向け回線を提供していたが、回線の追加や設定変更といった顧客企業からの要望は、同社の営業担当者が受け付けたそのつど対応する形だった。

 IoTコネクト Airは、(1)回線追加の申し込みがWebサイトで完結する、(2)上り/下りそれぞれの通信速度・データ量に応じた従量制料金、深夜帯限定の割引といったIoTのニーズに即した料金体系を用意している、(3)各回線のデータ量の監視、速度変更、利用中断/再開などがWebサイトやコマンドラインなどで一括管理・制御できる――などの特徴があり、「既存のIoT向け回線とIoTコネクト Airをニーズに合わせて使い分けてほしい」(KDDIの原田部長)としている。

 同サービスの提供開始は2016年12月以降を予定している。

「IoTコネクト Air」で、数万といった大規模な契約であっても遠隔から一括管理・制御できるとの利点を強調するKDDI担当者
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既存の通信サービスも引き続きIoT向けに提供。営業担当者によるきめ細かいサポートや、相対による独自の料金設定などでニーズに応えるとしている
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