サクシードは、2016年10月19日から21日にかけて東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2016」において、同社のCTI(Computer Telephony Integration)パッケージ「見えTEL君」のデモを公開している。

サクシードの展示ブース。「見えTEL君」の導入実績などが紹介されている
(撮影=下玉利 尚明、以下同じ)
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 CTIパッケージとは、情報システムと電話を連動させるシステムのこと。電話をかけてきた相手先の発信番号を基に、顧客データベースや営業支援システムのデータを照合し、該当する顧客情報をパソコン画面に表示する仕組みを実現できる。

 サクシードは20年以上前からCTIパッケージを提供してきた。他社のCTIシステムでは、かかってきた電話を「取った後に」相手先情報を表示するものもあるが、同社のCTIパッケージは着信すると受話器を取る前に相手先譲情報を表示できる。

 飲食店などでこの仕組みを利用すると、例えば「以前に一度だけ来店し、魚料理が苦手だったお客様」、「今月、誕生日を迎えるお客様」といった情報を受話器を上げて相手と話す前にインプットできる。「通話をする前に相手のことが分かるので、顧客満足度の高い電話接客が可能になる」(商品本部 課長 松浦将文氏)という。

大型のパソコン画面に相手先情報が表示されるデモを公開
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 着信後にパソコン画面に表示させる相手先情報は、電話番号、会社名、部署名・役職など最大で12項目まで。表示させる項目も「導入する企業の顧客データベースや営業支援システムのデータと連動させ、必要な情報を表示させるようにカスタマイズできる」(松浦氏)。

 価格は電話回線1回線、1台のパソコンで使用する「見えTEL君Single」が8万円から(税別、導入工事費等別)、4~60回線で複数台のパソコンで使用できる「見えTEL君 Multi」が99万8000円から(税別、導入工事費等別)。導入にかかる日数は「最短で5営業日」(松浦氏)とのことだ。