システムインテグレーターのジャパンシステムは2016年10月19日から21日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITPro EXPO 2016」展示会場で、企業・官公庁向けの総合セキュリティ・認証ソリューション「ARCACLAVIS」シリーズ製品群をデモを交えて紹介している。

ディスプレー上部のカメラで写した顔で認証する
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 注目を集めている製品の一つが、顔認証だ。Windowsにログインする際に、ID・パスワードに加えて、PC内蔵・備え付けのカメラに顔を向けて認証する。専用機器やICカードが要らず、ハンズフリーで比較的容易に認証できるのが特徴である。

Windowsログイン時に顔認証用の画面が出てくる
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 ID・パスワード以外に顔認証やICカードなどを加えて「多要素認証」を行うことでセキュリティを強化する考え方は普及しつつある。特に総務省は全国の自治体に対し、マイナンバー情報連携が始まるまでに、多要素認証などによってセキュリティ強化策を取ることを求めている(関連記事:自治体の悩み深し、佳境を迎えるセキュリティ強じん化)。

 ジャパンシステムの説明担当者は「顔認証は、特に関西地区の自治体から引き合いが強い」と話す。兵庫県姫路市はARCACLAVISを採用し、約3600台のPCを対象に、ID・パスワードと顔認証、ICカードによる3要素認証を導入している。