2016年10月19日から21日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITPro EXPO 2016」展示会場で、セキュリティ機器などを販売する創朋(東京・千代田)がHDD破壊装置を展示している。ブースでは、数十台並んだ「壊れたHDD」が目を引く。それぞれ穴が空いたり、真ん中が折れ曲がったりして、徹底的に壊されている。

創朋ブースに展示されたHDD。徹底的に破壊されている
[画像のクリックで拡大表示]

 創朋は「データエリミネーター」「HDDパンチャー」「DATA DESTROYER」という3種類の破壊装置を展示している。その名の通りの方法でHDDを破壊する。データエリミネーター(税別参考価格は60万円程度、以下同じ)は磁気発生装置を使い、1分ほどで磁気データを完全に消去する。

「HDDパンチャー」でHDDを壊す様子
[画像のクリックで拡大表示]

 HDDパンチャー(25万円程度)はテコと油圧でHDDに穴を開けて破壊する。DATA DESTROYER(100万円程度)はHDDを装置に入れてボタンを押すと、金具が下りてきてHDDをV字折りに破壊する。

深い穴が空いて使用不能になる
[画像のクリックで拡大表示]

 ブース説明担当者は「データセンター事業者など、データ消去を外注しにくい企業からの引き合いが多い。マイナンバー導入によってデータ漏洩を気にする企業・組織が増えているのも当社にとっては追い風だ」と説明する。