クラウド会計ソフト事業を手掛けるfreeeは2016年10月17日、同社の「クラウド会計ソフト freee」とみずほ銀行の法人向けインターネットバンキングサービス「みずほビジネスWEB」との間で、2016年11月中にAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)連携を開始すると発表した。freeeにインターネットバンキングのログイン情報を登録することなく、残高照会や入出金明細照会などができるようになる。

クラウド会計ソフト freeeとみずほビジネスWEBのAPI連携の概要
(出所:freee)
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 NTTデータが金融機関向けに提供する法人向けインターネットバンキングシステム「AnserBizSOL」のAPIを利用する(関連記事:NTTデータが法人向けネットバンキングのAPI公開、クラウド会計ソフト4社が採用)。同APIを使うと、クラウド会計ソフト上で残高照会や入出金明細照会などの照会機能を利用できる。必要に応じて、金融機関の認証画面にID/パスワードといったログイン情報を入力する。

 従来は、freeeが預金者に代わってインターネットバンキングにログインし、ログイン後のWebページを読み取って必要な情報を取得する“Webスクレイピング方式”を採用していた。この場合、インターネットバンキングのログイン情報をfreeeに登録しておく必要があった。API連携と比べると利便性が悪く、セキュリティ上の課題がある。また、画面が変更された際にクラウド会計ソフト側の修正も必要になる。