資生堂は2016年10月7日、日本マイクロソフトの協力のもと、オンライン会議で通信中の画面に表示される顔に自動でメークや顔色補正を行うアプリ「TeleBeauty(テレビューティー)」を開発したと発表した。資生堂が過去の活動で得られた知見である、同社アーティストが持つメーク技術、1999年から研究し店頭での運用実績もあるメークのシミュレーション技術、トレンド情報などを活用したという。

 業務効率化の観点や育児・介護などの家庭の事情により、働く場所をオフィスに固定せず、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方であるテレワークを利用する女性が増えていることに注目した。テレワークを行う際に発生する女性ならではの悩みを調査した結果、外出予定のない在宅勤務時にオンライン会議のためだけのメークを負担に思っていること、プライベートである自室映り込みを好まないこと、パソコンのカメラ性能によっては肌がきれいに見えにくいなどの不満が挙げられた。

 今回開発したTeleBeautyは、顔を映すだけで画面上の顔に自動的にメークを施すほか、顔色の補正や顔以外の部分をぼかす機能などを搭載した。リアルタイムで顔の動きに連動するため、実際にメークをしているように感じられる。また、会議前に手間がかからないように、簡単に操作できるようにデザインした。

 日本マイクロソフトから技術支援を受け、法人向けテレビ会議サービス「Skype for Business」に対応する試用モデルを開発。同社が10月17~21日に実施する「働き方改革週間 2016」で試験運用する。また、日本マイクロソフトの女性社員100名の試験運用を9~11月に実施する。

自動メーク機能によるNatural(自然なメーク)
(出所:資生堂、以下同じ)
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Trend(2016年の流行)
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Cool(シャープ)
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Feminine(かわいらしい)
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