米Intelとイタリアの大手メガネメーカーLuxotticaは米国で現地時間2016年10月3日、IntelとLuxottica傘下のOakleyが共同開発したスポーツ用めがね型ウエアラブル端末(スマートアイウエア)「Radar Pace」の発売を発表した。

(出所:Oakley)
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 Radar Paceはサングラスタイプのスマートアイウエアで、Intelの自然言語処理技術「Real Speech」をベースにした音声コーチングシステムを搭載する。ユーザーに合わせたトレーニングプログラムを作成し、ランニングやサイクリングなどのスピード、時間、距離といったデータを記録するほか、トレーニング状況に応じてリアルタイムの指導やフィードバックを音声で提供する。

 ユーザーはフリーハンドのまま「今日のプログラムは?」「現在のペースは?」などと音声で質問し、音声で回答を得られるので、トレーニングに集中できる。

 また、フレームの左側にあるタッチパッドをタップしたりスワイプしたりすることで、音量調整、音楽再生、電話やテキストメッセージ受信への対応といった操作が行える。

 Radar Paceを利用するには、専用アプリケーションをインストールした「iPhone」またはAndroid搭載スマートフォンとペアリングする必要がある。iOSの「Siri」とAndroidの「Google Now」に対応する。

 Radar Paceは、北米、オーストラリア、欧州で提供する。まずOakleyのWebサイトおよび一部店舗で販売を開始し、その後サングラス専門店「Sunglass Hut」などでも取り扱う。現在、Oakleyサイトでは希望小売価格449ドルで販売されている。

 IntelとLuxotticaは2014年12月に、スマートアイウエアの開発に向けた提携を発表した(関連記事:米Intelと伊Luxottica、メガネ型ウエアラブル端末の研究開発で提携)。Luxotticaは米Googleが開発を進めていた「Google Glass」の初代モデル向けフレーム開発で協力関係にあったほか、次世代Google Glassの開発でも協力しているとの報道もあった(関連記事:「Google Glass」の新版まもなく登場か、伊めがねメーカーCEOが語る)。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]