NECは2016年9月30日、全日本空輸(ANA)に対して、クラウド型国際線旅客システム「Altea」とANAの社内システムを連携させる「大規模データ連携基盤(CAP2)」を構築したと発表した。2年間をかけて構築し、Alteaの利用開始に合わせて2016年6月から稼働している。

大規模データ連携基盤(CAP2)の概要
(出所:NEC)
[画像のクリックで拡大表示]

 今回ANAは、国際線の予約などに利用する旅客サービスシステムを、アマデウス・ジャパンが航空会社向けに提供しているクラウド型の旅客システム「Altea」に移行した。これにともない、旅客システムと社内システムを連携させる基盤を刷新した。

 新しく構築したデータ連携基盤では、データ連携ミドルウエアとして「Oracle SOA Suite」を導入し、Alteaに特有の複雑なデータ形式を扱えるようにした。予約データを処理するデータベースサーバーには、高速専用機の「Oracle Exadata Database Machine」を採用した(関連記事:日本オラクルがDB専用機「Exadata」の第7世代を出荷、性能と容量を向上)。

 運用監視ソフトにはNECの「WebSAM MCOperations」を導入した。Oracle Exadataを含めた350台を超えるサーバー機やネットワーク機器を一元的に監視している。同社は、大規模データ連携基盤(CAP2)の稼働率として99.995%以上をうたう。