三菱電機は2016年9月29日、三菱電機グループ約14万人のIT環境として、自前のクラウド環境の上に構築したセキュアな情報共有基盤と、Office 365を利用したコミュニケーション基盤を、国内外300拠点に10月1日から順次導入すると発表した。

三菱電機グループに導入するクラウド基盤の概要
(出所:三菱電機)
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 2018年3月に主要拠点への導入を完了する。従業員の業務効率化を図るとともに、セキュリティー対策費用など年間約20%のコスト削減を目指す。システムの構築と運用は、三菱電機インフォメーションシステムズと三菱電機インフォメーションネットワークが担当する。

 二つのクラウド基盤サービスを各拠点に導入する。まず、三菱電機の独自のクラウド環境を用いて、ファイルを安全にやり取りできるようにする。アクセス権限に基付いたファイルへのアクセス制御、データの自動暗号化、アクセス履歴の管理などを実施することによって、情報の漏えいを防止する。

 もう一つは、Office 365。社内向けのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)やWeb会議システムなどを全社で導入する。これにより、拠点をまたがってリアルタイムなコミュニケーションを実現する。