日立製作所グループの米ペンタホは2016年9月28日、同社の東京オフィスを10月1日に開設すると発表した。データ分析に特化した技術者など約20人を配置。日立製作所が提供するIoT(インターネット・オブ・シングズ)のソフトウエア製品群「Lumada」向けのデータ分析に特化した技術者を2017年度までに100人まで増やし、IoTプラットフォーム事業の拡大を狙う。

 ペンタホは、2015年5月に日立製作所がグループ会社の米日立データシステムズを通じて買収した企業。同社製のデータ分析ソフト「Pentaho」は、OSS(オープンソース・ソフトエア)で、IoTやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)など100種類以上のデータ形式に対応しており、日立のLumadaの中核製品となっている。

写真1●ペンタホ エグゼクティブ・バイス・プレジデントのエディ・ホワイト氏
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 会見に臨んだ、ペンタホ エグゼクティブ・バイス・プレジデントのエディ・ホワイト氏は「非構造化データとリレーショナルデータベースの管理するデータを、連動して分析できる」と話した(写真1)。同社は世界で1500社に採用実績があるという。

 日立は、ペンタホの東京オフィス開設で、IoTプラットフォーム事業の拡大を加速させる考え。日立グループの技術者100人を2017年度までに、Pentahoの活用を想定したLumada向けの技術者として育成する。日立製作所 社会イノベーション事業推進本部 サービス統括本部 サービス事業推進本部 本部長の長谷川雅彦氏は「日立が強みとする制御技術のOT(オペレーショナルテクノロジー)とデータ分析などのITを連携させて、IoT事業を拡大したい」と話した(写真2)。

写真2●日立製作所 社会イノベーション事業推進本部 サービス統括本部 サービス事業推進本部 本部長の長谷川雅彦氏
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