沖電気工業(OKI)は2016年9月28日、センサーの計測データをクラウドで収集して活用するために必要なハードウエアやソフトウエアをまとめて提供するIoT導入パッケージ「IoTファストキット」を発表した。工作機械の稼動状況を見える化して予防保全に利用するといった使い方を試すことができる。10月3日から販売する。価格(税別、以下同)は、最小構成で23万円から。

IoTファストキットの構成
(出所:沖電気工業)
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 ハードウエアとして、各種センサー、無線ユニット、IoTゲートウエイを提供する。ソフトウエアとしては、IoTデータを収集して蓄積するIoT基盤クラウドサービスと、データを見える化するソフトを提供する。さらに、IoTデータを活用するアプリケーションを短期間で開発できるように、IoTデータにアクセスするためのAPIを提供する。

 特徴の一つは、無線ユニットとして、920MHz帯を利用したマルチホップ型の無線ユニット「SmartHopシリーズ」を使うことである。干渉の心配がなく、障害物を回り込みながら長い距離で通信できるのが特徴。これにより、少ない機器のままでレイアウト変更などに柔軟に対応できるとしている。

 センサーは、照度センサー、CO2センサー、温湿度センサーを用意した。2016年11月には、これらに加えて振動センサーも提供する。今後も順次、センサーを拡充する予定である。

 IoTファストキットの最小構成時の価格は23万円で、IoTゲートウエイ1台、無線ユニット1台、照度センサー1台、IoT基盤の利用料3カ月分で構成する。IoTゲートウエイとクラウドを接続する通信回線サービスを含んだ場合は23万5700円から。