NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は2016年9月14日、Webサイトへの不正アクセスを防止するWAF(Webアプリケーションファイアウォール)の機能をSaaS型クラウドサービスとして月額制で提供する「OCN vWAFサービス」を発表した。9月20日から提供する。同社の企業向けインターネット接続サービス「法人向けOCNサービス」のオプションとして提供する。

OCN vWAFサービスの概要
(出所:NTTコミュニケーションズ)
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 クロスサイト・スクリプティングやSQLインジェクションといった、Webアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃を防止する。大量のTCPコネクションを維持してコネクションプールを占有するSlow DoS攻撃への対策機能も備える。

 ディープラーニング(深層学習)技術を活用したセキュリティエンジンによって、Webアプリケーションの脆弱性トップ10を記した「OWASP Top 10」を含んだ既知の攻撃パターンだけでなく、今後予想される脅威も検知するとしている。

 ユーザー企業は、DNSの設定を変更するだけで利用を開始できる。運用時には、専用のポータルサイトを介して、WebサイトやWebアプリケーションごとに、セキュリティポリシーを設定する。レポート機能も備えており、Webサイトへの不正アクセス数や攻撃の種類などを把握できる。

 メニューは、帯域に応じた3種類の「基本サービス」と、機能を追加する「オプションサービス」で構成する。基本サービスの価格(税込み、月額、以下同)は、初期費用がWebサーバー5台までで12万9600円。利用料は帯域が毎秒20Mビットの「Enterprise20」が13万7160円、同50Mビットの「Enterprise50」が30万1320円、同100Mビットの「Enterprise100」が54万円。

 オプションは、帯域の追加が毎秒100Mビットで41万400円など。Webサーバーの追加が1台で1万4040円など。DDoS対策の帯域変更は同10Gビットで54万円など。DNSへのDDoS対策は5万4000円。データセンター間でのWebサーバーの冗長化は27万円から。二要素認証によるログイン保護は1ユーザー当たり864円から。

 OCN vWAFサービスの利用条件は、企業向けインターネット接続サービス「スーパーOCN」または「OCNハウジング用接続サービス」を契約していること。