MXモバイリングとエネルギア・コミュニケーションズ(エネコム)、トランザスは2016年9月8日、共同でテレビを「情報掲示板」とするサービスプラットフォーム「dongleeTV」を使用して、山口市阿東地福の集落で地域情報配信サービスの実証実験を開始したと発表した。NPO法人ほほえみの郷トイトイ(本所:山口県山口市)の協力の協力を得て実施している。

 dongleeTVとは、家庭のテレビをプッシュ型の「情報掲示板」にするサービスの提供を可能にする。ユーザーは、テレビのHDMI端子にdonglee端末(いわゆるHDMIドングル型の端末)を差し込み、無線LANへの接続と簡単な初期設定をすればすぐに利用を開始できる。

 今回の実証実験では、一つの集落を対象にdonglee端末,モバイル無線LANルーターを貸し出し、住民説明会を実施した上で、個別の住宅を訪問し、設置を行っている。高齢化や小規模化が進む地域で「テレビを地域情報基盤とすること」について、ユーザーである地域住民の受容性やニーズの把握を主目的として実証実験を実施。サービス画面の閲覧頻度や滞在時間、各機能の動作検証を行う。現在は山口市の天気予報、PM2.5や紫外線情報などに加えて、トイトイから地域に密着したイベント情報やお知らせを配信している。

 エネコムは、高齢化・小規模化が進む地域の居住者向けに、テレビを利用した情報配信により地域イベント情報などの受容性やニーズを調査し、利用者向けのサービス検討に活用していく方針。

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