買い取り価格の比較画面
(出所:ウリドキネット)
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 中古品のネット買い取り価格情報を提供するベンチャー企業ウリドキネットは2016年8月1日、価格比較から買い取り手続きまで一気通貫で行えるサービスを始めた。利用者は同社サイトで利用登録をすれば、以後は複数の中古品業者の買い取り価格を比較し査定の申し込みができる。中古品の配送や決済までの手続きも行える。従来は各中古品業者のサイトに移って手続きする必要があった。

 ウリドキネットは全国の中古品買い取り業者を対象に買い取り価格情報を検索・比較できるサービスを提供する。同社サイト上で買い取り手続きもできるのが特徴だ。ウリドキネット自身は中古品の買い取りを手掛けず、中古品事業者の出店を募る。ゲームソフトや音楽・映像のDVD、書籍などを主に取り扱う。

 5月にベータ版として提供していた同社サイト内での買い取り手続きサービスを、このほど正式に始めた。利用者は同社サイトに氏名や住所、電子メールアドレスや電話番号、銀行口座といった情報を登録。各事業者のサイトでこれらの情報を再び入力し直す手間を省ける。

 出店している中古品事業者は30数店。各社にとっても、買い取りの申し込み受付から集荷、査定、買い取り契約の締結といった作業を、一つの管理画面で実施できる利点がある。

 中古品業者は買い取り金額を利用者へ支払う際の銀行口座への振り込み手数料も削減できる。利用者ごとに振り込むのではなく、ウリドキネットへ一括して振り込めるためだ。

 ウリドキネットは買い取り価格の10%を、手数料として中古品業者から受け取る。今後1年間で、月間1億円の流通総額を目指す。日本の中古品市場は2013年に前年比9.7%増の1兆4900億円(中古データビジネスブック調べ)。