写真●翻訳アプリを利用した接客イメージ
(発表資料より)
[画像のクリックで拡大表示]
画面●翻訳アプリの画面イメージ
(発表資料より)
[画像のクリックで拡大表示]

 三菱地所と三菱地所プロパティマネジメントは2016年2月10日、接客用途に特化した多言語翻訳アプリを開発すると発表した。情報通信研究機構(NICT)が開発する多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra」に、接客向けの要件を追加する。まず2016年2月下旬から、同社グループ運営の商業施設でVoiceTraを試験的に活用。そこで上がった要望などを踏まえて独自アプリを用意し、2016年11月からテナントの店舗に提供する(写真)。

 VoiceTraは、29言語の翻訳に対応するスマートフォン/タブレット向け音声翻訳アプリ。19言語の音声入力、15言語の音声出力もできる。これまでも、成田空港や東京マラソンなどで活用されてきた。(関連記事:誰でもマルチリンガル、東京マラソンでも活躍した音声翻訳)。

 2016年2月下旬から同年10月を試験期間とし、約1000店舗で外国人の接客にVoiceTraを活用する。丸ビルや有楽町ビル、ランドマークプラザなど、東京・丸の内と横浜地区の同社グループ運営の商業施設を対象とする。試験期間を通じて接客現場でのニーズを洗い出し、VoiceTraに改良を加えて独自アプリを開発(画面)。2016年11月から提供開始する。和食ならではの調理法や、商品の特徴などに関する表現の拡充が考えられるという。

 独自アプリは、プレミアム・アウトレットなど他地域の商業施設やホテル、美術館でも活用予定。要望があれば、他社の商業施設などでも利用できるように検討中という。