図●StreamGearの概要
(出所:日立産業制御ソリューションズ)
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 日立産業制御ソリューションズは2016年1月14日、映像配信サーバー機「StreamGear」を強化し、固定型のネットワークカメラだけでなく、モバイル端末のカメラ機能を使って現場の映像を送信・配信できるようにしたと発表した()。同日付けで強化版の販売を開始した。価格は、モバイル配信機能付きで300万円前後から。販売目標は、公共機関などを主な対象に、今後1年間で20サイト以上。

 StreamGearは、ネットワークカメラの映像を集約して配信する映像配信サーバー機である。MPEG2やH.264などにエンコード済みの映像データをRTPやHTTPを介して受信し、これをストレージに記録する機能と、記録した映像データをHTTPやApple HLS(Apple HTTPライブストリーミング)などで配信する機能などで構成する。記録中の映像データを追いかけ再生したり、カメラ映像をライブ配信したりすることもできる。Web管理画面を介して、録画(記録)の管理や配信管理、映像ファイルの管理などが可能。

 今回の機能強化では、ネットワークカメラとしてモバイル端末(iOS/Android)を利用できるようにした。専用アプリケーションをモバイル端末にインストールすれば、モバイル端末のカメラ映像をStreamGearの映像配信サーバーにHTTPを介してストリーミング送信できる。いったんモバイル端末側で録画しておいた映像ファイルをアップロードする使い方もできる。1台のStreamGearに対して同時に20台のモバイル端末から映像データを送信できるという。

 性能に応じて三つのモデルをラインアップしている。最小構成の「エントリーモデル」は、記録性能と配信性能が75Mビット/秒、ライブ配信性能が150Mビット/秒、記録容量が約200Gバイト、記録時間は約70時間。最大構成の「エンタープライズモデル」は、記録性能と配信性能が150Mビット/秒、ライブ配信性能が600Mビット/秒、記録容量が約2.8Tバイト、記録時間は約1000時間。StreamGearのサーバー機やストレージを増設することによって、性能や記録容量を増やせる。