提供:Raspberry Pi Foundation
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 低価格の小型PCボード「Raspberry Pi」を開発する英Raspberry Pi Foundationは現地時間2015年11月26日、価格5ドルの新製品「Raspberry Pi Zero」を発表した。同日、英国と米国でオンライン販売を開始している。

 同財団は、特にコンピュータおよびコンピュータ科学分野の学習促進を目指し、すべての子どもたちがコンピュータを所有できるようにするために安価なコンピュータの提供に取り組んでいる。

 初代Raspberry Piおよびその後継機は20~35ドルで販売され、多数の人々がRaspberry Piで最初のプログラミングを体験したが、それでもコストが障壁になって手が出ない人もいる。そこで今年の初めから、さらに低価格のRaspberry Pi開発に取り組んだと、同財団は説明している。

 Raspberry Pi Zeroは、動作周波数1GHzのARM11アーキテクチャによる「Broadcom BCM2835」チップを採用。512Mバイトのメモリー、microSDカードスロット、ミニHDMIポート、microUSBコネクターを搭載し、ボード寸法は65mm×30mm×5mmと「Raspberry Piとして最も小さい」という。

 英国ウェールズで数万個を製造済みで、さらに追加生産する計画だが、在庫不足になる可能性があると同財団は見ている。

 また、英国で同日発売される公式雑誌「MagPi」の最新号に、無料でRaspberry Pi Zeroが付属する。MagPiは1部5.99ポンド。オンラインストア「Swag Store」ではすでに売り切れになっている。

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