写真●セールスフォース・ドットコムの手島主税執行役員アライアンス本部副本部長
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 セールスフォース・ドットコムは2015年11月10日、業種別ソリューション提供のためのパートナーシッププログラム「Salesforce Fullforce」を始めると発表した。同社のクラウド基盤を使い、パートナー企業を通じて金融や製造などの業種特化型のソリューションを提供する。

 Amazon Web ServicesやMicrosoft Azureなど他のクラウド基盤を通じて業務アプリケーションが提供されるケースが増えており、セールスフォースも協業を通じて対抗する。

 手島主税執行役員アライアンス本部副本部長(写真)は、「米グーグルや米アップルといったIT企業が自動車関連事業に参入し始めており、製造業を含む各業種で変化のスピードが速まっている。限られた時間で顧客企業の経営変革を進めるためには、業種を熟知した適切なパートナーと組むことが必要だ」と述べた。

 初期のパートナー企業として参画するのはアクセンチュア、デロイト トーマツ コンサルティング、パソナテキーラ、プライスウォーターハウスクーパースの4社である。

 デロイト トーマツの新坂上治執行役員パートナーは「当社にとって、(ERPパッケージを提供する)欧州SAPと米オラクルは重要なパートナーだ。だが、この2社は財務会計を含むバックエンド業務アプリケーションを得意としている。顧客に近いフロントエンドのアプリではセールスフォースに一日の長があり、新たに協業を深めるメリットが大きい」と説明した。