写真●クリックテック・ジャパン、ソリューション・コンサルティング部、部長の横川健氏
(撮影:日川 圭三)
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 現場向けのBI(ビジネスインテリジェンス)ソフトを手がけるクリックテック・ジャパンは2015年10月23日、同社会議室で説明会を開き、同社が考えるBIソフトのあるべき姿を解説した。次世代のBIは、データを可視化するだけに留まらず、人間の代わりにデータに潜んだストーリーを読み解くことが求められるという。同社のBIソフトは、データ同士の関連を自動で抽出する連想技術によって、これを可能にしているという。

 クリックテック・ジャパンは米クリック・テクノロジーズの日本法人で、中核製品はBIソフトの「QlikView」と「Qlik Sense」である(関連記事:クリックテック、アドホックBIソフト新版「QlikView 11」で共同作業を可能に)。いずれもインメモリー型で動作するデータ探索型のBIソフトであり、現場のエンドユーザーが欲する非定型でアドホックなデータ分析を高速に実行できる。Qlik SenseはQlikViewよりも簡単に使えるようにしてあり、分析するデータの設定を含めてエンドユーザーがセルフサービス型で利用できる。

 QlikViewとQlik Senseは、分析軸の設計に重点を置く一般的なOLAP(オンライン分析処理)とは異なり、集計用のテーブル(データマート)を用意するのではなく、DWH(データウエアハウス)や業務サーバー上にある生の詳細データをそのまま取り込んで正規化し、インメモリーで高速に検索/分析する。生データに対して直観的な思考でデータを検索する(表やグラフをクリックしていく)というやり方で、データに潜む業務上の課題を発見する。

 説明会では、クリックテック・ジャパンのソリューション・コンサルティング部で部長を務める横川健氏(写真)が、現状のユーザー企業が抱えているデータ分析上の課題と、これに対する同社のアプローチ、QlikView/Qlik Senseの特徴について説明した。

連想技術によってデータの意味を自動で判断

 横川氏によれば、現在のデータ分析上の課題は、データの意味を人が判断していることである。データを手動で判断しなければならないにも関わらず、分析すべきデータの量は日々増え続けており、データの判断にかけられる時間は短くなってきている。横川氏はユーザー調査データを引用し、「その日のうちにデータを活用しなければならないビジネスマンが42%いる一方で、従来のBIソフトではレポートの作成に6.3週間が必要になっている」と説明した。

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