画面●FMPress Publisher 2.5の画面イメージ
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 エミックは2015年8月25日、MacOS用のWebアプリケーション開発ソフト「FMPress Publisher 2.5」新版の提供を始めたと発表した(画面)。同社が販売するデータベース(DB)ホスティングサービス「FMPress14」利用者向けに無償提供する。データベースクライアント(FileMaker ProやFileMaker Go)を用意することなく、Webアプリケーションを介してDBにアクセスしたり、DBを外部に公開したりできる。新版ではFileMaker 14仕様のボタンアイコンやボタンバーを実装できるようにした。

 これに先立つ8月5日には、MacOS環境で動作する現行版のDBソフト「FileMaker Server 14」を専有サーバー型で提供するホスティングサービス「FMPress14」を発表、同日販売開始した。価格(税別)は、DBMSのクライアントとなるWebアプリケーションを構築する機能を含んで2万9800円。FileMaker Server 14のライセンスは含まないので、別途用意する必要がある。

 FMPress14は、DBMSの実行環境とWebアプリケーション構築機能を合わせて提供するホスティングサービスである。DBMSのFileMaker Server 14では、既存のFileMaker Server 13と比べて、新たにボタンバーと呼ぶレイアウトオブジェクトを利用できるようにしている。ボタンバーはナビゲーションやカスタムツールバーの用途に使える。

 FMPress14のサーバーはOS X Serverで運用するが、Webサーバーソフト(Apache HTTP Server 2.4)は、エミックが独自に構築・設定している。これにより、OS XやFileMakerのセキュリティアップデートを待つことなくWebサーバーやOpenSSLのパッチを適用できるので、セキュリティが高いとしている。また、オプションの利用により、WebサーバーとFileMaker Serverに対してSSLで通信できる。

 用意する専有型サーバー機のスペックは以下の通り。OSはOS X Server 4。WebサーバーはApache HTTP Server 2.4。CPUはデュアルコアCore i5(2.6GHz)。メモリーは8Gバイト。ストレージは100Gバイト(RAID 1構成)。ネットワークは100Mビット/秒を共有する。グローバルIPアドレスはIPv4アドレスを1個。