画面●「外為どっとコム」のWebサイト。下部にシステム障害の告知
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 外国為替証拠金取引(FX)大手の外為どっとコムで2015年7月13日、ネット取引システムにおいて断続的にシステム障害が発生した(画面)。同日午後1時20分ごろから3時ごろにかけて、全サービスに全くログインできない状況になった。午後3時すぎにいったん復旧させたが、動作が不安定だったため、3時半ごろから再び全面停止してメンテナンスを実施した。

 その後同日午後9時50分ごろにシステムを復旧させた。翌14日午前中の時点では正常に稼働しているという。

 同社経営企画部の説明によれば、13日午後に内部のシステム監視でログインできない事象を把握し、1時20分ごろにサービスを停止させた。直接の原因はネットワーク機器の故障だという。これをシステムから切り離すと共に、複数のデータベースサーバーの不整合を回避するための措置を取ったうえで、午後3時すぎにサービスを再開させた。

 だが、再開後もログインはできるものの取引処理が不安定な状況が続いたため、再び午後3時半ごろにシステムを停止した。この30分間は利用者が意図通りの取引ができなかった可能性があるが、その影響については「現在精査中」(経営企画部)としている。

 午後3時半から9時50分にかけてメンテナンスを実施し、システムは安定稼働へと向かった。この間に実施した措置については「現時点ではお答えできない。責任は第一義的には当社にあるが、委託先ベンダーに問題があったかどうかについても現時点ではお答えできない」(経営企画部)という。

 外為どっとコムはネット専業FX取引の国内大手で、口座数は約40万。