写真1●Messenger Platformの開発者向けサイト
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写真2●Messenger Platformベースのアプリケーションの例
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 米Facebookは米カリフォルニア州サンフランシスコで開催されている開発者会議「F8」で現地時間2015年3月25日、メッセージングアプリケーション「Messenger」の拡充について発表した。サードパーティーの開発者がMessenger用アプリケーションを構築するためのプラットフォーム「Messenger Platform」を公開するほか、企業がMessengerを通じてユーザーとやりとりするためのサービス「Businesses on Messenger」を提供する。

 Messenger Platformは開発者向けサイトで同日公開しており、すでに40以上の対応アプリケーションがiOSおよびAndroid向けに配信を開始している。ユーザーはこれらアプリケーションを使用して、GIFアニメ、絵文字、写真やビデオ、オーディオクリップなどをメッセージに追加できる(写真1)。

 複数の米メディアはF8開催に先立ち、FacebookがMessengerをプラットフォーム化する計画だと報じていた(関連記事:Facebook、「Messenger」と外部アプリの統合をF8で発表か)。なおFacebookは今回、Messengerのユーザー数について「6億人」と述べている。

 Messenger Platformベースのアプリケーションを使ってメッセージを送信すると、受信側がそのアプリケーションを持っていない場合、「Install(インストール)」ボタンが表示される。Installボタンをタップすると、アプリケーションストアに移動し、すぐにインストールが行える(写真2)。

 同じアプリケーションがインストールされていれば、「Reply(返信)」ボタンが表示され、Replyボタンをタップするとそのアプリケーションのコンテンツを使って手軽に返信できる。

 Businesses on Messengerは、企業が商品購入者に受注確認や配送状況をMessengerで送信したり、顧客からの問合せに対応したりできるようにする。現在プレビュー段階にあり、数社のパートナーに限定してテストを行う。

 そのほか同社はF8において、Facebookのビデオを外部サイトに埋め込むことができる「Embedded Video Player」プラグインや、アプリケーションとFacebook間のコンテンツ共有において統一感のあるユーザー体験の提供するための新しい「Share Sheet」などを発表した。さらに、ニュースフィードに360度ビデオを投稿できるようにする計画も明らかにした。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]
[発表資料(3)]