左からTAG HeuerジェネラルマネージャーのGuy Semon氏とCEOのJean-Claude Biver氏、IntelのNew Devices Groupジェネラルマネージャー兼コーポレートバイスプレジデントのMichael Bell氏、GoogleのAndroid Wear担当エンジニアリングディレクターのDavid Singleton氏
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 フランスLVMH傘下のスイス高級腕時計メーカーTAG Heuerは、米Googleおよび米Intelと協力し、スマートウオッチを開発する。スイスのバーゼルで開催されている宝飾と時計の国際見本市「Baselworld」で3社が現地時間2015年3月19日に発表した。

 Googleのウエアラブル端末向けOS「Android Wear」とIntelの半導体技術を採用し、「豪華でありながら、それを身につけている人の日常生活とシームレスにつながるスマートウオッチを構築する」としている。

 今回はパートナーシップの発表のみにとどまり、機能や価格帯など詳細は明らかにしていないが、年内の投入を目指しているという。

 高級スマートウオッチに関しては、米Appleが4月に発売する「Apple Watch」では、18Kゴールドの上位機種「Apple Watch Edition」が1万~1万7000ドルで販売される(関連記事:Apple Watchは4月10日に予約開始、4万2800円から218万円)。Apple Watchの打撃を特に受けると見られているスイスSwatch Groupは、既存のモデルに「スマートな機能」を統合する計画を明らかにしている(米Wall Street Journalの報道)。

 LVMHグループのWatch DivisionプレジデントでTAG Heuer最高経営責任者(CEO)のJean-Claude Biver氏は米Bloombergの取材に対し、「Appleに対抗する気はまったくなく、我々の顧客を満足させることに努めている」と述べた。

 なお、米Intelはウエアラブル端末を通じて高級ファッション市場への進出を図っており、昨年12月にはメガネ型ウエアラブル端末の研究開発に関してイタリアの大手メガネメーカーLuxottica Groupと提携した。LuxotticaはGoogleの「Google Glass」に関しても協力することを発表していた(関連記事:米Intelと伊Luxottica、メガネ型ウエアラブル端末の研究開発で提携

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