図●vPatchの動作概要(出典:エヌ・シー・エル・コミュニケーション)
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画面●SDN L2Managerの操作画面
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 エヌ・シー・エル・コミュニケーション(NCLC)は2015年2月25日、OpenFlowコントローラーのフレームワークをベースに独自開発したSDN(ソフトウエア・デファインド・ネットワーキング)ソフトを複数用意し、これをシリーズ化したと発表した。OpenFlowスイッチをパッチパネルとして利用できるようにする製品や、GUIでL2/L3ネットワークを構築できるようにする製品など、全6製品をラインナップする。2月25日から順次提供を開始する。

 NCLCは今回、OpenFlowコントローラー機能を活用したSDNアプリケーションを大きく二つ用意した。(1)一つは低機能版のOpenFlowコントローラーであり、OpwnFlowスイッチを仮想的なパッチパネル(結線装置)として利用できるようにする()。(2)もう一つは高機能版のOpenFlowコントローラーであり、L2/L3ネットワークをGUIで設計/構築できるようにする(画面)。

 (1)仮想的なパッチパネル機能を提供するソフトは、オープンソースのOpenFlowコントローラーフレームワークでPythonベースの「Ryu SDN Framework」を使って開発した。下位版ソフトの「vPatch」(29万円、税別、以下同、2月25日出荷)は、基本機能を提供する。上位版ソフトの「vPatch 2」(59万円、3月出荷)は、CLI(コマンドラインインタフェース)による設定ができる。

 vPatchとvPatch 2を搭載した物理アプライアンスも用意した。vPatchを搭載した「OFC-VP1」(85万円、2月25日出荷)と、vPatch 2を搭載した「OFC-VP2」(120万円、3月出荷)である。アプライアンスのハードウエアには、米Pica8の物理スイッチ(1GbE×48ポート、SFP+×4ポート)を利用する(関連記事:NCLC、OSSとODMでコモディティを追求した低価格スイッチ機器を出荷)。

 (2)L2/L3ネットワークをGUIで設計/構築できるようにするソフトは、NTTデータのOpenFlowコントローラーフレームワークでJavaベースの「バーチャルネットワークコントローラバージョン3.0」(VNC3.0)を使って開発した。下位版ソフトの「SDN L2Manager」(162万円から、2月25日出荷)はL2ネットワークを、上位版ソフトの「SDN L3Manager」(220万円から、4月出荷)はL2およびL3ネットワークを設計/構築できる。