写真1●「moreNOTE Ver.5.0」のカレンダー連携機能
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写真2●富士ソフト moreNOTE事業部の松浦直樹事業部長
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 富士ソフトは2015年2月17日、ファイル管理システムの最新版「moreNOTE Ver.5.0」を発表した。旧版まではタブレット端末での利用を想定したシステムとして提供していたが、新版ではパソコンから利用する際の利便性も考慮し、Windows 7に対応した。また、新機能として、Microsoft Officeファイルの編集、個人/グループのスケジュールにファイルを紐付ける仕組み(写真1)、Active Directory連携などを追加した。3月下旬から提供を開始する。

 moreNOTEは、クラウドやオンプレミスのサーバーにアップロードしたファイルを、PCやタブレットにダウンロードして共有・閲覧する機能を提供する。同社 moreNOTE事業部の松浦直樹事業部長(写真2)は、「DropboxやEvernoteとの違いはセキュリティの強固さだ」とする。クラウド版では、同社が運営する国内データセンターを利用。ファイルアップロード/ダウンロード時の通信を暗号化するほか、クラウドストレージ上でも暗号化したまま保存する。ファイルをダウンロードする端末に対しては、自動ログオフ、時限消去機能を提供。「ダウンロードしたファイルを閉じると、端末からファイルが消去される」(松浦事業部長)。

 新版では、ダウンロードしたExcel、Word、PowerPointの編集を可能にした(iOSとAndroidで対応)。同編集機能には、韓国インフラウェアのOffice互換ソフト「POLARIS Office」を採用している。「OfficeソフトのインストールやMicrosoftのライセンスは不要。moreNOTEの費用だけでOfficeが編集できる」(松浦事業部長)。

 旧版では、Windows OSのうちWindows RT、Windows 8/8.1をサポートしていた。新版では、「法人ユーザーの、Windows 8以降へのOS移行が想定よりも進まなかった」(松浦事業部長)として、改めてWindows 7でのファイル閲覧に対応。Windows 7搭載パソコンからも、タブレットと同様にファイルの共有・閲覧、端末間でのペアリングができるようになった。

 また、iOS向けの機能として、個人/グループの個人/グループのスケジュールにファイルを紐付ける仕組み「カレンダー連携機能」を新規追加した。例えば、カレンダーに登録した会議の予定から、その会議で使用する資料を直接開くことができる。moreNOTEが搭載するカレンダーのほか、GoogleカレンダーなどのWebカレンダーサービスとも連携する。