画面●NetSuiteのクライアントソフト画面(写真はiPhone版)
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 ネットスイートは2014年12月24日、中小企業向けにSaaS型で提供しているERP(統合基幹業務システム)ソフト「NetSuite」の利用環境を拡充し、WebブラウザーとiPhoneアプリケーションに加え、新たにAndroidアプリケーション版のクライアントソフトを提供すると発表した。2015年1月から3月の間にGoogle Playを介して公開する予定。

 NetSuiteは、中小企業向けにSaaS型で提供している業務アプリケーションソフトである(関連記事:ネットスイートが中小企業向けSaaS型ERP「NetSuite」に日本対応の新版)。財務会計、在庫管理、サプライチェーン管理、受注管理、請求管理、BI(ビジネスインテリジェンス)などのバックオフィス機能を一つのアプリケーションに統合している。ダッシュボードを通して、業務ごとの主要業績評価指標(KPI)をタイムリーに取得できるので、業務や経営の進ちょくを的確に把握できるとしている。Webブラウザー(HTML/JavaScript)から利用できる。

 今回、Webブラウザー以外の利用環境を拡大した。具体的には、Androidアプリケーションとして実装したクライアントソフトを用意した。これまで同社は、専用プラットフォーム向けのクライアントソフトとして、iOSアプリケーション(iPhone/iPadで動作、iPhone 5に最適化、画面)を提供してきた(関連記事:NetSuite、iPhone向けERPアプリケーションを公開)。今回iPhone版にAndroid版を追加したことで、主要なモバイルプラットフォームをカバーした。

 Androidユーザーは、クライアントソフトを介して、顧客、販売注文、請求書、経費レポートといった業務のトランザクションを作成/編集/削除/参照できる。また、販売注文や経費レポートの承認、顧客の支払いの承認、販売注文の請求処理などができる。さらに、ダッシュボードを介してKPIを表示できる。

 Adnroid版のクライアントアプリケーションは、iPhone版と同様に無償で利用できる。前提となるSaaS型ERP(NetSuite)の価格(税別)は、最小構成で月額12万5727円。この時の内訳は、NetSuite Limited Editionの基本契約が月額8万8210円、ユーザーライセンスが1人当たり月額1万400円、サポート費用が月額2万7117円。