写真●販売する端末を手に取る菱岡弘社長
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 KDDI子会社のKDDIバリューイネイブラー(KVE)は2014年12月11日、LTE(Long Term Evolution)の高速データ通信や音声通話サービスを利用できるMVNO(仮想移動体通信事業者)型の携帯電話サービスを12月18日から提供すると発表した。SIMロックフリー端末で利用できるSIMカードを提供するほか、組み合わせて使えるスマートフォン2機種も用意した。

 親会社が提供するau回線を利用している。直販のブランド「UQ mobile」でサービスを提供するほか、家電量販店などがパートナーとなり販売チャネルごとのブランドでも提供する。ビックカメラやヤマダ電機、コジマ、ヨドバシカメラ、エディオンなど主要家電量販がパートナーに名を連ねた。

 UQ mobileの料金は、データ容量2Gバイトまで速度制限なしの「データ高速プラン」で月額980円。容量超過時は通信速度200kバイト/秒に制限される。これに音声通話サービスを加えたプランは月額1680円で、国内通話料は30秒20円に設定した。

 データ容量によらず最大通信速度を300kビット/秒に制限した「データ無制限プラン」は月額1980円。これに音声通話を付けたプランは同2680円である。パートナーブランドのサービスでも、料金は基本的にUQ mobileと同一になるという。

 端末はオプションで、京セラ製の「KC-01」と韓国LG電子製の「LG G3 Beat」の2機種を用意。通信サービスとのセットで、端末代金を24回で支払える割賦のメニューを用意した。

 会見に登壇した菱岡弘社長(写真)は、「現状はMVNO事業に集中する」として、MVNOに必要な設備を貸し出すなど他事業者を支援する「MVNE」(Mobile Virtual Network Enabler)になる考えはないと話した。au回線を使ったMVNOとしては、ケイ・オプティコムに続くものとなる。