図●ECサイト構築市場規模推移および予測
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 調査会社のアイ・ティ・アールは2015年4月8日、国内のECサイト構築市場に関する調査結果を発表した。ECサイト構築用のパッケージやSaaSなどを合わせた市場に関する調査。それによると、2013年度の市場規模(パッケージの保守を除いた金額)は、前年度比8.4%増の91億7000万円となり、2014年度も同8.1%増の99億1000万円にまで達すると予測した()。

 2013年度は、店舗の大型化や1店舗当たりの売上向上などの要因で市場が拡大。2014年度も同程度の伸びが見込まれるが、市場での2番手争いが激化するという。同社では、2013年度から2018年度にかけて、同市場が年平均6.4%の成長率で堅調に推移すると指摘。2018年度には125億円にまで拡大すると分析した。

 パッケージ製品に保守金額を含めた市場規模も調査した。それによると、2013年度は同10.1%増の113億2000万円、2014年度は同9.4%増の123億8000万円にまで達するという。

 同社によれば、今後は、製品やサービス機能のコモディティ化により、サポート体制や店舗の売上支援などの付帯的なサービスの充実度などで、ベンダーの淘汰が進むという。ただし、ECでの購入者(ECサイト利用者)の増加、B to Cだけではなく、B to B市場でのEC化率の向上、販売品目の拡大などが見込まれることから、保守を加えた市場も堅調に推移すると分析した。

 2013年度から2018年度にかけては、ECサイト構築市場(パッケージやSaaS)よりも高い年平均7.4%で成長し、2018年度には161億6000万円にまで拡大すると予測した。一方、決済代行サービス市場は、2013年度に同8.4%増となり、2014年度には同10.5%とさらに増加するという。

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