日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)は2016年1月13日、上場企業とそれに準じる企業を対象に実施した「企業IT動向調査2016」のIT予算に関する速報値を発表した。IT予算は売上高の0.75%(全業種のトリム平均値)であることや、4割強の企業が2016年度のIT予算を増やすことなどが明らかになった。

IT予算は売上高の0.75%

 売上高に占めるIT予算の割合を図1に示す。IT予算は「売上高の1%」と一般に言われている。実際、回答企業の全体平均は1.21%だった。ただし、IT予算が占める割合が極端に高い回答や極端に低い回答があるため、この平均値は正しい姿を反映しているとは言い難い。回答結果の最大値および最小値の双方から回答の10%を排除して計算したトリム平均値は0.75%、回答全体の中央値は0.6%だった。こちらの方が、実態に即していると考えられる。

図1●売上高に占めるIT予算の割合
出所:日本情報システム・ユーザー協会
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 業種グループによって大きく差がある。IT装置産業とも言われる金融は、売上高に占めるIT予算の比率が高く、平均値で7.82%、トリム平均値で7.40%、中央値でも6.43%だったた。一方、トリム平均値が最も低かった建築・土木では、平均値が0.49%、トリム平均値が0.43%、中央値が0.38%だった。

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