写真●試験に使用したiPhone 6 Plus(出所:Consumer Reports誌Webサイト)

 米Appleの新型スマートフォンの本体が曲がりやすいとインターネット上で報告されている問題について、米消費者団体が発行するConsumer Reports誌は「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」の強度を測る試験を行い、その結果を現地時間2014年9月26日に公表した。

 Consumer Reports誌は、米Instronの試験機を使い、両端を固定した端末に上からか荷重をかける3点曲げ試験を行った。その結果、iPhone 6 Plusは、90ポンド(約41kg)の負荷で曲がり始め、110ポンド(約50kg)でケースが本体から分離した(写真)。これに対しiPhone 6は、70ポンド(約32kg)で曲がり、100ポンド(約45kg)でケースが分離した。曲がりやすいと指摘されている大型のiPhone 6 Plusは、iPhone 6よりも強度が高いという結果になった。

 またConsumer Reports誌は韓国Samsung Electronicsや、韓国LG Electronics、台湾HTCの端末と、iPhoneの従来モデルについても同様の試験を行った。それによると、iPhone 6 Plusが変形する際の負荷は、「GALAXY Note 3」(150ポンド)、「iPhone 5」(130ポンド)、「LG G3」(130ポンド)より小さいが、「HTC One(M8)」(70ポンド)より大きかった。

 ただし、同誌はいずれの端末も相当の力をかけなければ、ダメージを与えることはできないと指摘している。Appleが報道陣に披露した試験では、3本の鉛筆を折るのに必要な55ポンド(約25kg)の負荷をかけていたが、同誌の試験はそれを大きく上回る負荷。「当然に破壊できない端末は存在しない。今回試験を行った端末はすべて通常の使用に耐え得る」と同誌は結論付けている(関連記事:iPhone 6 Plusが曲がる問題、「問い合わせは9件、極めて異例」とApple)。

[Consumer Reports誌の発表資料]