写真●AppleのサポートフォーラムにiOS 8.0.1の不具合が報告された
[画像のクリックで拡大表示]

 米Appleは最新モバイルOS「iOS 8」の初回アップデート「iOS 8.0.1」を現地時間2014年9月24日に公開したが、通話ができないなどのトラブルが多数報告され、すぐに同アップデートを撤回したと複数の米メディア(Wall Street JournalComputerworldMashableなど)が報じている。

 Appleは、9月17日にさまざまな新機能を追加したiOS 8を公開した(関連記事:アップルがiOS 8を提供開始、必要な空き容量は5GB前後とかなり巨大)。iOS 8.0.1では、健康管理機能「Health」の開発ツール「HealthKit」にあったバグを解消してHealthアプリケーションを配信開始するほか、サードパーティー製キーボードに関する問題を解決するなど、数々の不具合の修正が行われるはずだった。

 iOS 8.0.1が太平洋時間9月24日午前10時に公開されると、10時22分には「Twitter」に、10時25分にはAppleのサポートフォーラムに「携帯ネットワークにつながらない」「指紋認証機能『Touch ID』が反応しない」といった内容の苦情が投稿された。「自分も同じ問題に遭遇している」とのコメントが殺到し、他のSNSやブログでも相次いでトラブルが報告され、Appleは11時20分ごろに公開を停止した。

 Appleの広報担当者は「現在調査しており、できる限り早く情報を提供する。その間、iOS 8.0.1アップデートの公開を中止する」と述べた。

 New York Timesによると、iOS 8.0.1をインストールしたことによる不具合は、主に最新スマートフォン「iPhone 6」および「iPhone 6 Plus」に発生しており、それ以前のiPhoneやiPadは影響を受けていない模様。なお、iPhone 6 Plusに関しては、ズボンの後ろポケットに長時間入れておいたら本体が曲がったとの報告も寄せられ、実際に曲がるか試した動画も「YouTube」にアップされている。