「社会全体の意識改革のきっかけにすることを目指し、ここにベンチャー創造協議会の設立を宣言します」。小渕優子経済産業大臣の設立宣言により2014年9月24日、ベンチャー創造協議会が発足した(写真1関連記事)。

写真1●ベンチャー創造協議会の設立を宣言する小渕優子経済産業大臣
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 都内で開催された「ベンチャー創造協議会設立カンファレンス」の冒頭、挨拶に立った小淵経産相は設立宣言の前に安倍政権の成長戦略などに触れ、ベンチャーの意義を説明。「我が国の経済は回復の途上にある。この日本の経済をしっかりとした成長軌道に乗せていくには何よりも成長戦略が大事だと思っている。私は『ベンチャー』『地域』『女性』、これらの潜在力を花開かせていくことが、成長戦略のカギ」との考えを示した。

 ベンチャー創造協議会は、茂木敏充前経産相の私的懇談会「ベンチャー有識者会議」(関連記事:「次のグーグルは日本から出す!」、経産省がベンチャー有識者会議を総括)で提言され、6月に閣議決定された「『日本再興戦略』改訂2014」で創設が打ち出された。

 ベンチャー創造協議会では、ベンチャーを「既存の大企業の改革も含めた企業としての新しい取り組みへの挑戦」であると定義。既存企業を含めた日本経済全体での挑戦を推進するためのプラットフォームとしてベンチャー創造協議会を位置付け、ベンチャー創造の好循環を生むことを目的とする。

 具体的な活動として、「ベンチャーと既存企業の連携促進」「既存企業発のベンチャー創造」「日本ベンチャー大賞」「人材育成・起業家教育の推進」「ベンチャー促進に向けた政策提言」を挙げる(写真2)。同協議会は会費は無料で、会員間の階層も設けない。事務局は経産省が務める。

写真2●ベンチャー創造協議会の活動内容
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