日経パソコンは2014年9月4日、ユーザー調査「スマートフォン・タブレット・パソコン満足度ランキング2014」の集計結果を発表した。製品の機能や操作性など製品全体に関する「総合満足度」は、スマートフォン部門が「iPhone 5s」、タブレット部門では「iPad Air」が1位となった。「iPhone 5」「同5c」「iPad mini」も2~3位に入り、米アップル製品がAndroid機よりも高い支持を受けている。通信サービス部門では、ソフトバンクモバイルが接戦を制して首位となった。日経BP社が発行するメールマガジンの読者を対象にアンケートを実施し、結果をまとめた。回答者は計1万5859人。

 スマートフォン部門では、アップルの「iPhone 5」シリーズが1位から3位までを独占し、圧倒的な強さを見せつけた(図1)。動作の安定性や操作性、外観デザインなど総合的に評価が高かった。Android機では、大画面のファブレット「GALAXY Note」が4位、音楽や映像の機能に特徴を持たせた「Xperia」が5位に入った。国内メーカー製品は、旧機種で「フリーズする」「発熱する」といった意見が見られ、満足度が伸び悩んだ。一方で最新機種では、IGZO液晶を採用した「AQUOS/AQUOS PHONE」のバッテリー駆動時間に関する評価がiPhone 5sを上回るなど、改善の兆しも見えてきた。

図1●3年以内にスマートフォンを購入したユーザーに製品の総合的な満足度を聞いた。「満足」を10点、「まあ満足」を5点、「どちらとも言えない」を0点、「やや不満」を-5点、「不満」を-10点として、合計値を有効回答数で割った値を満足度とした
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 スマートフォンの利便性を左右する通信回線についても、通信事業者ごとの満足度を集計した。総合満足度は全社の満足度が2~2.5ポイント前後に収まる接戦となり、ソフトバンクモバイルが僅差で1位となった(図2)。ソフトバンクモバイルは2013年と比べて通信速度や通信エリアなどの満足度に改善が見られたほか、他社よりも公衆無線LANの評価が高く、それらの総合力が評価された。2位は通信料金についての評価が高いイー・アクセス(2014年7月に社名をワイモバイルに変更)となった。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの大手3社はLTE網の強化が進み、通信の安定性やエリアの広さで大幅な満足度の向上が見られた。

図2●3年以内にスマートフォンを購入したユーザーに対し、通信回線の事業者に対する満足度を聞いた。モバイルルーターやSIMロックフリー端末を利用しているユーザーも含む
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