写真●Squareのカードリーダーと「Squareレジ」アプリ
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 スマートフォン/タブレットを使ったクレジットカード決済サービス(ITproまとめ)を提供するSquare(写真)は2014年7月30日、電波が届かない場所でもクレジットカード決済を可能にする新機能「オフラインモード」を日本国内で開始した。これまで同種のサービスはインターネットに常時接続しているのが前提だったが、Squareは山間部や地下など、一時的に通信できない状況でも利用できるようになる。

 「Squareレジ」アプリ上でオフラインモードを有効化すると利用できる。この間に受け付けたクレジットカード情報や決済金額などのデータはアプリ内に一時保管され、オンライン環境になったときに決済処理が実行される。データ保管期限は72時間。72時間以内にオンラインで処理を実行する必要がある。決済手数料率は3.25%で、従来と同じ。

 企業や個人事業主がオフラインモードを使えば、山間部や海上、地下といった電波が届かない場所でもクレジットカード決済で支払いを受けられるメリットがある。一時的に無線LAN(Wi-Fi)機器が壊れたりした場合でも、クレジットカード決済を受け付けられる。半面、カードの有効・無効や利用限度額などをオンラインで即時に判定する通常の取引に比べて、事業主側のリスクは高まる。

 カードが有効期限切れだったり、利用限度額を超えていたりする場合は、オンライン環境で決済処理した時点でエラーになり、支払いは実行されない。この場合のトラブルについてSquareは一切責任を負わないため、常連客や法人顧客など、相手を信頼できる状況でなければ利用しにくい。

 Squareは「オフラインモード時には、クレジットカードを受け付ける前に、カード上の名義とカードの有効期限をしっかりと確認すること」を推奨している。