写真●Atrust t66の外観
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 台湾Atrust Computerの日本事務所は2014年7月15日、ARMプロセッサ/Linux OSベースのデスクトップ型シンクライアント端末の新モデル「Atrust t66」(写真)を発表した。低消費電力を重視した既存モデル「Atrust t63」の高性能版に位置し、高性能CPUの採用とOSの改良によって15秒以内の高速起動を実現したという。価格はオープンだが、市場予想価格は8%消費税込みで2万円台後半。販売代理店のアスクおよびアセンテックから順次販売開始する。

 Atrust t66は、省スペースデスクトップ型シンクライアント端末である。ARMプロセッサの上でLinuxベースの独自OS「Atrust OS」を動作させており、RDP(RemoteFXを含む)、Citrix ICA/HDX、VMware Horizon View(RDPおよびPCoIP)など、各種のシンクライアントプロトコルを利用できる。

 Atrust t66は、既存のAtrust t63の高性能版に位置する。CPUは8コアのARMを搭載。OSの改良と合わせて15秒以内で起動するとしている。動作電力はACアダプターから供給する。大きさは幅135×奥行き93×高さ29ミリメートルで、Atrust t63よりも小型である。

 これに対して、既存のAtrust t63は低消費電力を追求しており、LANケーブルから動作電力を供給するPower over Ethernet(PoE)の使い方ができる。大きさは幅39.5×奥行き103×高さ143ミリメートルで、Atrust t66よりも大きい。

 なお、同社の省スペースデスクトップ型シンクライアント端末には、Atrust t66のようなARM/Linuxベースの製品のほかに、Windows OSの機能性を重視したx86/Windows Embeddedベースの製品群(「t170W」など)がある。さらに、OSを搭載せずにVMware Horizon View(PCoIP)専用のチップ「Teradici Tera2」を搭載したゼロクライアント端末「w100」もラインアップしている。