仮想通貨「ビットコイン」が生んだ分散台帳型の記録管理技術「ブロックチェーン」。非中央集権型の「合意アルゴリズム」でデータの改ざんを困難にするアイデアは、送金や決済など「信用」が重視される情報システムのアーキテクチャーを抜本的に変え得る技術として注目を浴びる。JPモルガンやみずほ銀行といった世界的な金融機関やIBM、インテル、マイクロソフトといったIT大手がこぞって研究開発を加速させる。証券取引所システム、勘定系システム、国際募金基盤、本人確認基盤といった応用を見据えた実証実験も始まった。仮想通貨の現状やブロックチェーン技術の本質、残る技術的課題を解説する。

浅川 直輝、岡部 一詩

CONTENTS

出典:日経コンピュータ 2016年7月7日号 pp.20-21
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。