OpenStreetとソフトバンクは2016年11月10日、IoTを活用した自転車シェアリング事業に参入し、11月11日から自転車シェアリングシステム「HELLO CYCLING」を提供開始すると発表した。第1弾として、東京都中野区でHELLO CYCLINGを活用したシェアリングサービスが利用可能になる。

HELLO CYCLINGロゴ
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 GPSと通信機能を内蔵した「スマートロック」および専用パネルを取り付けた自転車を用意。ユーザーはあらかじめ登録した交通系ICカードをタッチするだけでスマートロックを開錠でき、予約不要で自転車を利用できる。ICカードを持たないユーザーは、Webサイト上で利用する駐輪場「ステーション」を検索して予約を行い、返送されたメール内に記載された暗証番号を自転車に入力することで利用できる。

スマートロック&操作パネル
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スマートロック取り付けイメージ
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 自転車は、同じステーションに返却する必要はなく、目的地の近くの別のステーションに返却することが可能。返却後、手動でスマートロックを施錠し、ICカードをタッチまたは暗証番号を入力することで利用終了する。決済はICカードまたは事前登録したクレジットカードで行う。1アカウントで最大4台までの自転車を同時利用できる。

「ステーション」検索画面
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 自転車シェアリングサービス運営事業者は、スマートロックのGPSと通信機能により、管理サイト上で自転車の利用状況やステーションの空き状況を確認し、それに応じた利用料金をリアルタイムで設定できる。第1弾サービスの「シェアペダルNAKANO」は、当初13カ所のステーションで運営開始する。利用料金は、11月27日までのイベント期間特別料金で1時間100円、1日800円(税別)。

自転車予約画面
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 OpenStreetは、ソフトバンクグループが従業員のアイデアを広く募集して事業化を行う新規事業提案制度「ソフトバンクイノベンチャー」を通じて11月1日に設立した企業。HELLO CYCLINGの開発・運用およびシステム提供のほか、地域観光・国内観光に関する調査・企画・情報提供およびサービス提供、行政・地方公共団体向けソリューションに関する調査・企画などの事業を行う。