IDCフロンティアは2015年10月9日、同社が進める「健康経営」の取り組みを発表した(写真)。中途採用のエンジニアやデザイナーを対象に、入社日から1カ月間の特別有給休暇の取得と、試用期間満了後に100万円を支給する「フルチャージ入社制度」などを導入。社員の健康を支援することで、サービス品質の向上を目指す。

写真●IDCフロンティアのWebページ
[画像のクリックで拡大表示]

 フルチャージ入社制度は2015年5月1日から導入済み。既に数人が制度の恩恵を受けており、「好評のため継続することにした」(IDCフロンティア)という。当初は実施期間を2015年9月末までとしていたが、2016年3月31日まで延長した。

 入社日から休暇を1カ月間付与することで、「転職前の疲労を持ち越さず、心身共にリフレッシュした状態でスムーズに業務に移行してもらう」(同)ことを目的とする。

 同社本社と北九州データセンター間の距離にちなみ、2015年10月1日から2016年2月末までで、約1030キロメートル相当の踏破を目標としたウォーキングプログラムも実施している。

 ほかにも自転車通勤の試験導入や、午前8時30分までの繰り上げ出勤者を対象に、毎日500円の朝食費を補助するプログラムを進めている。

 IDCフロンティアが健康経営に取り組むのは、優秀な人材確保が急務となっているからだ。「好調なクラウド事業をさらに推進するには優秀な人材が不可欠だが、クラウドに詳しいエンジニアは数が少なく各社で取り合う状況だ」(同)という。

 従来は報酬が人材確保の第一条件だったが、「働きやすい環境であるかどうかも重要になっている」(同)。今後も社員の健康増進に関する活動や各種プログラム・制度導入などに積極的に取り組むとしている。