アクロニス・ジャパンは2016年9月14日、個人向けバックアップソフトの新バージョン「True Image 2017」を発表した。モバイル機器のデータバックアップをより簡単にしたほか、Facebookのデータバックアップができるようになった。オンライン版は同日、パッケージ版は10月14日から提供を開始する。

「True Image 2017」のメイン画面
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 新バージョンの主な新機能は、モバイル機器のバックアップの強化、バックアップの遠隔管理機能の実装、Facebookのバックアップ、バックアップデータの検索速度の向上など。Windows PCやMacのイメージバックアップや差分バックアップ、使用頻度の低いデータをクラウドを含む外部ストレージに退避するアーカイブなど、従来の機能は引き継ぐ。

 モバイル機器のバックアップでは、無線LAN経由でPCへデータを保存できるようになった。PCの画面にQRコードを表示、スマートフォンのカメラでそれを読み取ることで接続できるようにするなど、操作を簡単にした。バックアップ対象のモバイル機器の台数は無制限。

 遠隔管理機能は、アクロニスが用意するWebサービスから利用する。True Imageをインストールしたデバイスを一括管理し、対象のデバイスが遠隔地にあってもバックアップを指示するなどができる。

 Facebookのバックアップ機能では、投稿や写真をまとめてバックアップし、手元で閲覧できる。ただし、現時点ではFacebookへのデータの書き戻しはできない。「SNS関連データのバックアップの中で、最も要望が多かったため対応した。法人ページのバックアップや書き戻し機能の追加も検討している」(米アクロニスVP/GMグローバルコンシューマ&オンラインセールス ガイダー・マグダヌロフ氏)。

 アクロニス・ジャパンの大岩憲三代表取締役は、「ユーザーのデバイスの使い方が以前と変わっており、最新のデータは手元のモバイル機器にある」と、機能強化の背景を説明した。「データの在りかは所有者が選びたいはず。クラウドストレージサービスへのバックアップでは世界各所のデータセンターのどこに保存するか選べるようにした」(大岩氏)。

クラウドへのバックアップではデータセンターを選択できる
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