米Googleは現地時間2016年9月8日、API管理プラットフォームの米Apigeeを買収することで両社が最終合意したと発表した。GoogleはApigeeのソリューションを自社クラウドサービスに統合し、企業が高品質なデジタル手段で顧客とやりとりできる環境に移行することを支援したいとしている。

 Apigeeは、企業がデジタルサービス構築に必要なAPIを手軽に実装および公開するためのプラットフォームを提供している。数百社にのぼる同社顧客には米Walgreens、米AT&T、米Bechtel、英Burberry、米First Data、米Live Nationなどが含まれる。たとえばドラッグストアチェーンのWalgreensは、どの店舗でも手軽に写真プリントを注文できるモバイルアプリケーションや、簡単に処方せん薬を再注文できるモバイルアプリケーションを開発するための独自APIを管理するのにApigeeのプラットフォームを採用している。

 またGoogleは、将来的にコンテナ管理ソフトウエア「Kubernetes」とApigeeのソリューションを統合し、企業が社内システム間のやりとりを監視および管理するための、より優れた手段を提供したいと考えている。

 Apigeeは2015年に新規株式公開(IPO)を実施したばかり。1株あたりの買収価格は17.40ドルで、前日の終値より6.5%高い。買収総額は6億2500万ドルにのぼる見込み(米CIOの報道)。